日本トップレベルの試合は “まだ” 無料で見られる
~今こそお伝えしたい、関東学生リーグの価値~
リオオリンピック以降、空前の卓球ブームに
全日本選手権も東京体育館が満員状態
“卓球をしたことがない人が見に来るようになった”
というのは、ビックリかつ嬉しい変化でした
席が取れない
チケットが高くなる
なんてことが来年から起きることも頭をよぎり、
「困っちゃうな。」
なんて気持ちを抱きながらすごしていました。
そんな折、ゴールデンウィークに関東学生リーグがあり、母校の応援に
会場に入り、メンバーを見渡した瞬間
驚きました
世界選手権デュッセルドルフ大会(2017年5月~)代表 2名
※森薗選手(明治大)、田添(健)選手(専修大)
全日本選手権ランク入り14名
※シングルスベスト16以上
男子 龍崎選手(明治大)、硴塚選手・緒方選手(早稲田大)坪井選手(筑波大)
女子 安藤選手(専修大)
※ダブルスベスト8以上
男子 酒井選手・渡辺選手(明治大)、及川選手(専修大)
女子 山本選手・明神選手(中央大)、阿部選手・徳永選手・田中選手(早稲田大)
注1)世界選手権代表とシングルスでのランク入り選手は、ダブルスベスト8の項目では省略しています
注2)ダブルスの項目には混合ダブルスが含まれています
ランキング決定戦まで進んだ選手を含めれば、20名以上
さらに、そんなメンバーに近い実力をもつ選手が多く参加しているため
全日本トップレベルの試合が、会場のあちこちで行われていました
「全日本選手権でチケット(2900円)を買って見ていた試合は、関東学生リーグだと無料で見られるのか!これ、すごいことだな!」
と思ったのですが、
思い返せば、私が大学生の時には福原愛選手や水谷準選手も関東学生リーグに出場していたので、
その練習や試合を間近で見ていましたし
水谷選手と笠原選手(現・協和発酵キリン)という
学生だった当時で全日本1位とベスト8という2人の、壮絶なラリー戦をベンチから見たことも
今となっては、なんて贅沢な体験
先輩方や、同期の御内選手(現・シチズン時計)高岡選手(現・リコー)のプレーから
ベンチ裏でのやりとりや、主務としての関わりまで
貴重な体験を数えるとキリがない
さて、関東学生リーグの競技レベルに話を戻すと、
過去の記録をさかのぼっても、常に全日本で活躍する選手たちがプレーしていた事実がいくらでも確認できますし
最初に挙げた全日本トップ選手でさえ、今大会で何人も黒星を喫しており
やはりすごいレベルです
さらに言えば、関東学生リーグは学生にとって、各校のプライドがぶつかり合う特別な大会で、
リーグ戦ならではの緊張感があり
観客席とコートの距離が近いので
その緊迫感やラリーの迫力を体感でき、かなり見ごたえがあります
また、選手が観客席を行き交うので、全日本のトップ選手が隣を通ることも
春季関東学生リーグは本日5月19日(金)から21日(日)まで
後半戦が所沢市民体育館で行われています
日本トップレベルの試合が “まだ” 無料で見られるうちに
この土日、どちらかだけでもいいので
足を運んでみてはいかがでしょうか
織部隆宏
ITS三鷹URL
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