元Jリーグチェアマン・川淵三郎さんがTリーグについて語ってくれたこと
8月24日(金)に行われた 公益社団法人武蔵野法人会の第60回夏期経営者講座 に参加し、
元Jリーグチェアマンの川淵三郎さんの講演を聞く機会を頂きました。
“夢があるから強くなる” をテーマに、
JリーグやBリーグの立ち上げでの様々な経験談や想いをお話しして頂きました。
講演時間 1時間30分
誰にでも理解できるよう数字を駆使して説明し
熱さとユーモアを交えながら会場の笑いを取り
途切れることも休憩することもなく話し続ける
82歳とは思えないエネルギーと人を巻き込む力
圧巻でした
とてもありがたいことに、講座の後に直接質問させていただくことができました。
それを約200名の参加者のうちから許されたのは、私1人
卓球で鍛えた反射神経と右腕の振り上げによって、最速で手を挙げて掴み取りました
Tリーグ開幕まで2か月というタイミングで日本のトップリーグ運営のパイオニアに質問し、
その場で返答を頂けるというチャンスを
時間の都合上1つだけということで
「Tリーグについて思うこと」を質問しました。
松下浩二さんとはTリーグの事について実際に話してきたし、
「プロ化するなら、これだけの人材が揃い人気も高まっている“今”しかない。」と彼に伝えてきた。
という言葉に始まり、大きく3つの事を挙げて頂きました。
- 現段階で発信されている情報には定量的なものが少なく、イメージが湧きにくい。もっとそういった情報発信をしていいと思う。
- 見ている人がどのように感じるのかということを、毎回考えながら一歩一歩進めてほしい。
- 観戦はもちろん飲食、売店(グッズなど)について良い環境を作ってお客さんが足を運びたくなる場所を提供することが大切。
そして、最後に
「私はTリーグを応援していますよ!」
と、改めて力強くおっしゃいり、大変心強く感じました。
- あるべき姿やビジョンに向けて
- 定性面・定量面どちらからもアプローチをおこない
- やるときめたら自ら徹底的に動き、やりきる
という姿勢
そして、垣間見える激しさに故・荻村伊智朗を重ねて見てしまいました。
川淵さんから感じたのは 2つの “ アツさ ”
熱量という意味 での 熱さ
と
奥行きという意味 での 厚さ
人を惹きつけ物事を成し遂げるリーダーの圧倒的な風格を体感させていただきました。
織部隆宏
ITS三鷹卓球クラブ