突然の再会は卓球場で
活動拠点にしている、ITS三鷹でのことです。
会員の内野ひとみさんにフロント業務をして頂いた時の事。
女性のお客様が来店され
「息子のジュニア教室の継続手続きにきたのですが・・・」
確かに見覚えのあるお顔立ちに内野さんが
「もしかして〇〇ちゃん」と声をかけたところ。
「・・・・・・。え!?もしかして、ひとみ先生!?」
なんと、幼稚園で先生をしていた頃の生徒さんだったそうです。
ご自身のお子さんのために訪れた卓球クラブで、
幼少期お世話になった先生と再会するなんて。
しかも
内野さんは普段の担当と違う日にフロントにはいっていたんです
来店されたお母様も、本当は次の日に来る予定だったんです
そんな偶然に
2人の顔がみるみる明るくなっていき、
フロントをはさんで本当に嬉しそうにお話しする姿
まるでドラマのワンシーンでした。
そんな場面に居合わせるなんて、予想もしていませんでした。
ネット予約、ネット入金なんて当たり前になり
パソコンやケータイだけでなく、
家電までネットにつながるIOTが浸透しはじめている現代
人工知能(AI)が進化して人間の能力を超えるとともに、
人間がAIと合体して能力の成長が無限大となるシンギュラリティの到来
そんなSFのような世界まで予見されています
テクノロジーの進化に感動し、さらなる進化を期待する一方
よりデジタルな社会になっていく中で、
人と人が対面でコミュニケーションをする場というのは減っていくのかなと
少しだけ寂しさも感じていました。
でも
卓球というスポーツ、卓球場という場所が人と人をつなぐ。
そんな出来事が目の前で起きてくれた。
デジタルな時代だからこそ際立つ、
アナログなコミュニケーションの温かさ。
“社会にご提供すべき価値” の一つを教えてもらったエピソードでした。
織部隆宏
ITS三鷹卓球クラブURL